デジタルマーケティング部では、ベネッセグループにおける様々な事業のデジタル施策を担っています。私はその中で、介護領域を中心としたUI/UX改善に取り組んでいます。進研ゼミWEBのUI/UXを担当していた頃から、ユーザー視点で価値を届けることにやりがいを感じていました。異動によって携わる領域は大きく変わりましたが、「ユーザーにとって必要な情報や体験を、よりわかりやすく・伝わりやすくする」という軸は今も変わっていません。介護は、多くの人にとって生活の質に直結する重要な分野です。だからこそ、一つひとつの改善が持つ意味も大きいと感じています。UI/UXの仕事をどのように進め、どんな環境の中で働いているのかを、私自身の視点でお伝えします。分析から実装までを一貫して担い、最適な体験を形にしていく私が担当しているのは、介護領域におけるUI/UX改善です。日々の業務は、次の流れで進むことが多いです。サイト上でのユーザー行動データの分析データから課題を整理し、仮説を立てるプロトタイプやUIデザインの作成実装までを含めた改善の推進一日の過ごし方は案件によって大きく変わります。分析に集中する日もあれば、デザインの検討を深めたり、実装作業に進んだりと、状況に応じて最適な時間の使い方を選んでいます。固定のルーティンがないからこそ、常に「今、最も価値が出る作業」を選びながら前に進めていけます。また、UI/UXの改善方針を考える際には、自分の判断を尊重してもらえる環境です。事業部やチームから意見をもらいながらも、ユーザー視点で「こうすべき」と感じた方向性に、自分の裁量で踏み出せる場面が多くあります。専門性に基づいて判断し、自分の考えを提案しながら進められることは、この仕事の大きな魅力だと感じています。新しい領域に挑む中で、学びを積み重ね自走できるようになった経験異動当初、私は介護領域の知識をほとんど持っていませんでした。「これからどんな知識を身につければ良いのか」と考える場面も多く、学ぶべき内容の広さに驚いたことを覚えています。介護領域には、制度や専門用語、現場のオペレーションなど、前提となる理解が多く必要です。UI/UX改善を進めるには、それらを把握した上で判断することが求められるため、最初は情報を整理するだけでも時間がかかりました。周囲のメンバーが積極的にサポートしてくれ、背景や調べ方まで教えてもらえたことで、情報の整理がしやすくなりました。専門用語や制度の背景をセットで教えてもらう必要な情報がどこにあるかを共有してもらう現場や事業部の視点を学ぶこうした学びが積み重なり、徐々に自分の中で判断基準が整っていきました。現在では、介護の前提を踏まえた上でUI/UX改善に取り組めるようになり、「自分で進めていける」という実感があります。デザイン、分析、実装という流れの中で、得た知識を自然と活かせるようになりました。デザインの反応が数字と声で返ってくる瞬間に、大きなやりがいを感じる私がUI/UXの仕事で最もやりがいを感じるのは、リリースした改善が数字や事業部の声として返ってくる瞬間です。改善前後のデータの変化を見ることで、「この改善はここに効いた」という手応えが得られます。また、事業部から「使いやすくなった」「問い合わせが増えた」などの反応をもらうこともあり、自分の仕事が届いている実感につながります。こうした経験を重ねる中で、自分で解決策を探し、新しいアプローチを試しながら進める力が育ってきました。UI/UXは正解が一つではない領域ですが、試行錯誤しながら成果へつなげる過程に、大きな学びと喜びがあります。AIを活用し、制作から改善までのプロセスをさらに進化させたいこれから挑戦したいテーマとして「AIを活用した制作〜改善フローの構築」があります。UI/UXのプロセスは、分析・仮説立案・デザイン・実装・改善検証と段階が多く、都度最適な判断が必要です。AIを取り入れることで、プロトタイプ作成のスピード向上や、より多くのパターンの検証など、業務全体の質と速度を高められる可能性があると感じています。何より、AI活用によって価値提供までのサイクルを早め、お客様にとって役立つ情報や体験をより迅速に届けられるようにしたいと考えています。新しい制作プロセスをやUIUXを共に創れる方へUI/UXの仕事は、答えのない課題に向き合いながら、ユーザーにより良い体験を届けていく仕事です。介護領域は専門性も高いですが、学びが多く、やりがいの大きい領域でもあります。穏やかで相談しやすい環境の中で、自分の裁量を活かしながら成長していけるのがこの仕事の魅力です。これから新しいUI/UXの形をつくっていく過程を、ぜひ一緒に楽しみましょう。